網膜剥離

さまざまな目の病気について、
その内容や治療方法などをご紹介します。

網膜剥離の症状

蚊が飛んだり、周囲で稲妻が光った感じがした時は要注意で、その時に網膜裂孔が発生した可能性があります。
網膜裂孔が発生すると、徐々に、視野の一部分が見えづらくなっていきます。
数ヶ月かかって起きる場合もありますが、ほとんどの場合では数日のうちに発症しますので、緊急に手術をする必要があります。

■主な症状

手術方法

軽い状態

網膜に小さな穴があき、その穴の周りが少しはがれているだけの状態。

■手術方法

眼球の外から、裂孔の周りにレーザーを照射してやけど痕をつくり、網膜をくっつけてはがれないようにします。ドライアイスのようなもので眼球の外側から穴の部分を凍らせて固めるだけで済む場合もあります。
※網膜の穴がしっかり固まるまでに約1ヶ月程度かかります。それまでは、重いものを持って力んだり、過激な運動は避けましょう。

入院が必要な場合

網膜に穴がいくつも開いていたり、穴の周りの網膜が大きくはがれている状態。あるいは、進行した糖尿病網膜症で見られる牽引性網膜剥離の様に、眼球内を満たしている硝子体が変性して、網膜の一部をけん引している場合などには、硝子体手術が必要となり、術後の安静の為にも入院が必要となります。

■手術方法

1. 眼球外から手術をする方法

眼球の外側から穴の位置にシリコンをあて、眼球を内側にくぼませることによって穴を塞ぎます。
同時に眼球の周囲にシリコンの細いひもで鉢巻きを行う方法もあります。
穴の部分には冷凍凝固を、網膜の下にたまった液は、眼球に小さな切開をして抜きます。
※通常は、1時間から1時間半程度で終了します。

2. 硝子体手術による方法

眼球の外からの手術では、時間がかかると考えられたとき、あるいは、場所的に難しいと考えられた時には硝子体手術を行います。
手術終了時に眼球内にガス、あるいはシリコンオイルを注入し、眼内から網膜の裂孔を押さえます。

手術中の麻酔について

網膜剥離の手術は眼球の後の方を処理し、目の筋肉をひっぱる場合もありますので痛みが出ることがあります。そのため麻酔は少し強めの薬を使います。
手術の途中で痛みが出た場合には口頭で伝えてください。痛み止めを追加すると痛みは消えます。

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