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その他のジャーナル
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 の他のジャーナル  2012
 
クモ膜下出血患者におけるくも膜下出血量と眼内出血の関連
坂本理之他(大阪医大)
日眼 116(4): 379-82, 2012
・クモ膜下出血患者63例について検討。
・35例は両眼に出血なし。16例は片眼に硝子体出血か網膜前出血。12例は網膜内出血が見られた。
・クモ膜下出血量が多くなると硝子体出血の発症率は高い傾向にあった。
・網膜内出血の発症にはクモ膜下出血量は無関係であった。
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白内障手術後の涙液などの眼表面の変化
Changes in the tear film and ocular surface after cataract surgery.
Oh T et al(Korea)
Jpn J Ophthalmol 56(2): 113-8, 2012
・白内障手術後の角膜知覚、涙液層機能、眼表面の安定性について検討した。
・30例48眼(62±9.7歳)の角膜切開で行ったPEA手術患者について、シルマーテスト1法(ST1)、角膜知覚測定、BUT測定、耳側眼球結膜でのimpression cytologyを手術前日、術後1日、1ヶ月、3ヶ月で測定した。
・Cochet-Bonnet知覚計を用いた角膜知覚(角膜に直角に押しつけたナイロン糸の長さ:0-60mmで測定)は角膜全体でも術後1日目には有意に低下していた(術前55.7±4.1mm:1日目49.2±5.4 p<0.05)
・角膜切開部に近い耳側角膜では更に顕著で、術前58.6±3.4mmが、術1日目は39.5±14.4と、有意に低下していた(p<0.001)
・ただ、いずれの部位でも、1ヶ月目には回復していた。
・BUTも術後1日目には有意に低下していたが(術前9.2±3.2:1日目6.3±2.7 p=0.01)、術後1ヶ月目には回復していた。
・ST1は術前後で変化はなかった。杯細胞数濃度(GCD:cells/mm2)は術後1日目、1ヶ月目、3ヶ月目でも有意に低下しており(それぞれ、396±79:287±81:321±92:343±65といずれもp<0.001)、このGCDの低下は白内障手術時間と高く相関していた(1日目ではr2=0.65、3ヶ月目ではr2=0.59)。
・1日目の障害の方が3ヶ月目よりも大きかったことから、点眼薬のせいではないと考得られる。
・手術時間は起炎性chemical mediators、顕微鏡の光などによる障害を引き起こすのであろう。
・白内障手術後の眼不快感やドライアイ症状は微細な眼表面の障害が要因になっている可能性がある。
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糖尿病黄斑浮腫に対するベバシズマブ硝子体内投与後の黄斑虚血
中村洋介他(東京)
日眼 116(2): 108-13, 2012
・33例のDMEに対してベバシズマブ硝子体内投与を行い、投与前、3ヶ月後の蛍光眼底検査での中心窩無血管帯値(FAZ)を測定した。
・投与前後の視力logMAR(0.47±0.24:0.40±0.23 p=0.03)、中心窩厚(481±110:388±127μm p<0.005)、FAZ(0.63±0.30:0.71±0.34 p=0.03)で、いずれも、有意差があった。
・33例中2例にFAZの50%以上の拡大を伴った高度の黄斑虚血を生じたが、視力低下はなかった。
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 の他のジャーナル  2011
 
中心脈絡膜厚の日内変動
伊藤志織他(北里大)
眼臨紀 4(11): 1054-9, 2011
・正常者29名29眼(年齢23±2歳、男女比6:23)で中心脈絡膜厚CCTの日内変動を測定した。
・7時、11時、17時のCCTの平均値を100%とすると、7時:100.5±2.7%、11時:99.6±2.3%、17時:99.9±3.1%であり、朝は昼に比べて有意に厚かった(p<0.005)。
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難治世緑内障での脈絡膜上への瀘過

Suprachoroidal implant surgery in intractable glaucoma.
Palamar M et al
Turkey)
Jpn J Ophthalmol 55(4): 351-5, 2011
・難治性緑内障に対して脈絡膜上にバルブのないシリコンチューブを15(53.0±24.5 7-85)に移植し、17.1±4.8ヶ月(1028ヶ月)経過観察した。
・術前眼圧は23剤を使用して33.1±9.8mmHgであり、最終眼圧は16.5±7.9(10-35)mmHgであった。
・眼圧は薬剤使用例も含め、93.3%で、21mmHg以下にコントロールできた。
・薬剤使用なしでコントロールできた例は13.3%であった。
・瀘過の証明である薄い脈絡膜剥離は全例でみられ、66.6%で眼圧を30%以上低下させた。
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近視性脈絡膜新生血管に対するアバスチン注入後の黄斑剥離
Macular detachment after successful intravitreal bevacizumab for myopic choroidal neovascularization.
Shimada N et al
(東京医科歯科大)
Jpn J Ophthalmol 55(4): 378-82, 2011
7474眼の近視性脈絡膜新生血管CNVに対し、bevacizumabの硝子体内注射IVB後の黄斑部網膜剥離RDについて検討した。
OCTIVB1週間後とその後毎月測定し、6ヶ月以上経過観察した。
4(5.4%)で黄斑部RDを発生した。3例はIVB1カ月で黄斑部RDを発生。
1例ではIVB前から存在した黄斑部RDが増加した。
4例全例でIVB施行前から黄斑部の網膜分離症があったが、黄斑部RDの発生のなかった70例は全例、経過観察中に網膜分離症はみられなかった。
・黄斑部RD4例全例で、OCT上では、RDの上縁に外層の層状孔が発生していた。
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眼軸長と前房内VEGF
Negative correlation between aqueous vascular endothelial growth factor levels and axial length.
Sawada O et al
(滋賀医大)
Jpn J Ophthalmol 55(4): 401-4, 2011
・白内障以外には、糖尿病などの疾患のない6060(72.144-89)の前房水を白内障手術時に採取し、VEGF濃度を測定した。
VEGF濃度は116.6±46.7pg/ml(25-241)であり、眼軸長は24.09±2.06mm(20.98-31.95)
VEGF濃度は年齢、性などとは相関がなかったが、眼軸との間にはピアソン相関係数 -0.373(p=0.003)で、負の相関があった。
・眼軸が長く、前房硝子体内にVEGFが拡散している?
・あるいは、眼軸が長くなり網膜が薄くなったためにVEGF産生が減った?などが考えられた。
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緑内障での黄斑部GCC測定の有効性
Glaucomatous eye macular ganglion cell complex thickness and its relation to temporal circumpapillary retinal nerve fiber layer thickness.
Kita Y et al(東邦大)
Jpn J Ophthalmol 55(3): 228-34, 2011
・77名77眼を正常(27眼)、初期緑内障(25眼)、中末期緑内障(25眼)に分け、耳側のRNFL厚、黄斑部GCC厚を3群で比較した。
・屈折度とHFAでのMDは、正常群(-0.3±1.9D、-0.3±1.4dB)、初期群(-2.7±2.3D、-3.1±1.8dB)、中末群(-2.4±2.2D、-10.8±3.8dB)で、いずれも有意差があった(p=0.001、p<0.001)。
・上方と下方の平均mGCC厚は、正常群(97.7±9.5、98.3±8.6μm)、初期群(83.8±8.5、75.5±7.7μm)、中末群(78.0±12.6D、72.5±13.6μm)で、いずれも有意差があった(p<0.001、p<0.001)。
・RNFL厚も全部位で有意差があり、例えば耳側では、正常群(111.4±11.1μm)、初期群(82.9±8.6μm)、中末群(78.2±10.8μm)であった。
・乳頭黄斑束以外では、初期緑内障でmGCCとt-RNFL厚とは有意な相関があった(r=0.38~0.75)。
・中末期緑内障群でもmGCCとt-RNFL厚とは有意に相関があった(r=0.43~0.81)。
・緑内障の初期からmGCCとRNFLとは同じ様に薄くなっており、両者間には高い相関がみられ、RNFLとmGCCは緑内障の初期変化を同じ様に検知することができる。
・しかし、初期緑内障ではRNFLの乳頭黄斑束では、mGCCが薄くなっていても、RNFL厚に異常が出ていないこともある。
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正常眼圧緑内障症例におけるカリジノゲナーゼ(カルナクリン)の眼窩血流動態に及ぼす影響
川上秀明、山本哲也等(岐阜大)
眼臨紀 4(6): 531-6, 2011
・NTG25例50眼をカリジノゲナーゼ群30眼、コントロール群20眼に分け、超音波カラードップラー法にて投与前と6カ月後の網膜中心動脈CRA、眼動脈OA、鼻側耳側短後毛様動脈NPCA/TPCAの収縮期最高血流速度Vmax、拡張期最低血流速度Vmax、抵抗指数RIを測定した。
・カリジノゲナーゼ群では、HP視野のMDで、早期群と中後期群に分けて検討。
・カリジノゲナーゼ群では、投与6ヶ月後にOAのVmax上昇、CRA,OA,NPCAのVmax上昇、CRA,OA,NPCA,TPCAのRIが有意に低下していた。
・視野障害の早期群よりも、中後期群で顕著であったが、コントロール群では有意な変化はなかった。
・カリジノゲナーゼはNTGの眼窩血流動態を改善する可能性が示唆された。
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術後眼内炎の術中予防対策
島田宏之(日大)
日本の眼科 82(4): 452-6, 2011
・術後眼内炎予防、白内障手術、滅菌、消毒-眼組織へのヨード液の安全著効濃度:0.05-0.5%。
・殺菌効果のピークは0.1%:これは、希釈液の方がヨウ素を遊離しやすいためであるが、効果持続の為には補給(洗浄)を繰り返す必要がある。
・室温で8時間放置した場合、0.25%のヨード液なら、0.1%以上の濃度が保たれるため、0.25%液を術野洗浄として使用するのが良い(8時間以内に使用すること)。
・0.25%ヨード液で術中洗浄を繰り返した場合の前房ヨウ素濃度は、白内障手術時では約0.008%、硝子体手術では約0.001%となり、安全である。
・通常、皮膚消毒 2倍=5%、点眼 8倍=1.25%、洗眼 16倍=0.625%→32倍=0.313%
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米国網膜専門家における硝子体内注射法の調査
島田宏之(日大)
日本の眼科 82(4): 473-4, 2011
・米国の硝子体内注射ガイドライン(Retina 2004)では、術前3日間抗菌点眼薬使用、注射部位をヨード点眼洗浄後は生食で洗浄しない、注射はヨード液を通して行うのが良い。
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IOLマスターを用いた線維柱帯切除術後の眼軸長測定
松葉卓郎他(高槻日赤)
臨眼 65(3): 387-91, 2011
・30眼の線維柱帯切除術、47眼のIOL+線維柱帯切除術を対象として、術前後のIOLマスターでの眼軸長測定を行った。
・単独群では術前25.47±2.01→術後24.98±2.03mm、同時群では術前24.50±1.59→術後24.19±1.57mmへ短縮(いずれも、p<0.0001)。
・眼圧が1mmHg低下すると眼軸長は0.025mm短縮(R=0.183 p<0.0001)。
・屈折値は単独群では-5.30±4.35→-4.88±4.35D(変化量+0.42±1.21D)、7/29眼で1D以上遠視化。
・同時手術での屈折誤差は-0.65±0.94、屈折誤差が±1D以内は31/46眼、15/46眼は1D以上近視化していた。
 
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の他のジャーナル  2010
 
IOL Masterを使用した眼軸長測定における白内障のdensityの影響
太田丈生他(奈良医大)
眼臨紀 3(11): 1145-7, 2010
・白内障患者5656眼で、術前に白内障densityScheimpflug videophotography(EAS-1000)を用いて測定。白内障手術の術前と術後3ヶ月目にIOL Masterで眼軸測定を行った。
・白内障の核のdensity 3376.1±1395.1(10427619)であり、術前-術後の眼軸長差は0.058±0.045(-0.0440.176)であり、両者間に有意な相関がみられた。
・眼軸長差=0.0002*density0.0023(R=0.55 p<0.001)
・眼軸長の 0.1mmの誤差=0.3 Dの屈折誤差
・水晶体核部の屈折率の変化が、術前の眼軸長をやや長くする主因である
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POAG
NTGの視神経乳頭形状の差について
Different types of optic disc shape in patients with advanced open-angle glaucoma.
Nakazawa T et al
(東北大)
Jpn J Ophthalmol, 54(4), 291-5, 2010
・視力が0.3以下、あるいは、視野のMDが-24dB以下の進行した緑内障の視神経乳頭形状を分析した。
・開放隅角緑内障はPOAGNTGに分け、視神経乳頭形状型は局所虚血型(FI)、近視性緑内障型(MY)、加齢硬化型(SS)、陥凹拡大型(GE)4群に分けた。
750例の緑内障のうち、141(18.8%)の進行緑内障について検討した。
・そのうち、進行したOAG47%であり(POAG:28%, NTG:19%)POAGでは視神経乳頭形状がGEが多く(分類可能の内の20/34=59%, p=0.0012)NTGではMYが多かった(分類可能の内の 27/36=75%, p<0.0001)
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NTG
に対するニプラジロール点眼とチモロール点眼の差
Visual field loss in patients with normal-tension glaucoma under topical nipradilol or timolol: subgroup and subfield analyses on the Nipradilol-Timolol Study.
Araie M et al
(東大)
Jpn J Ophthalmol, 54(4), 278-85, 2010
146名の視野欠損が軽度から中等度のNTG患者でnipradiloltimolol点眼で視野欠損の進行度を調査した。
3年間経過観察し、6ヶ月毎に30-2のハンフリープログラムで経過観察した。
MD(dB/y)nipradilol-0.03timolol-0.05(p>0.4)。両群とも中心部上方視野のTDmeanと、CPSD (corrected pattern SD)の変化は -0.30.2-0.3で、いずれも有意な変化であった(p<0.001)
・視野の初期変化のある患者あるいは、40歳未満の患者ではnipradilol群ではtomolol群よりも視野変化は緩やかであった。
nipradilol群-timolol群の推定傾斜は 0.38-0.66dB/yearp<0.05)であった。
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水晶体関連合併症に1ポート硝子体手術を施行した
2
小鹿倉他(東京女子医大)
臨眼 64(3: 335- 9, 2010
・20Gインフュージョンカニューラに25Gトロカールカニューラを挿入したシステム
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中心性網脈絡膜症の視力改善と
IS/OS line
restoration of outer segments of foveal photoreceptors after resolution of central serous chorioretinopathy.
Ojima Y et al
(京大)
Jpn J Ophthalmol 54(1): 55-60, 2010
・中心性網脈絡膜症CSCが改善した7074眼のレコードをOCTIS/OSラインを指標として検討した。
53(71.6%)で、IS/OSラインは網膜剥離の吸収とともに発現し、視力も改善していた。
・残りの21(28.4%)ではIS/OSラインはCSCの改善直後には検出されず、視力も0.11.5(中間値0.9)であった。
・この21眼中15眼をOCTで経過観察した所、4眼ではIS/OSラインは結局、発現せず、視力も不良であった(3眼で0.151眼で0.8)
9眼ではIS/OSラインが2か月から16カ月で発現し、視力も改善してきた(0.81.5)
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DSAEK
術後の角膜上皮のdowngrowth
A post-DSAEK danger: epithelial downgrowth
Doran M
AAO)
Eye Net 2010(1): 25-6, 2010
・今までの全層角膜移植後の eththelial downgrowthの発症率は1%未満であった。
・増殖した上皮細胞はDonorからのものであるとの報告がある
 
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の他のジャーナル  2009

生体網膜上の錐体比の測定(総説)
山内泰樹(山形大理工): 視覚の科学  30(3): 57  64, 2009
・今まで、網膜上のLMS錐体比の推定はPokorny,1991の心理物理実験によるしかなかったが、最近、錐体比率を非侵襲的手段で推定する方法が提案されてきた。
・補償光学(AO:adaptive optics)システム、選択的光腿色手法、網膜電図ERGによる分光視感効率、遺伝子解析による錐体比率測定法などがある。
1)AOシステム:本来は、天体写真の画像を補正する技術で、波面センサーと歪み補正用のnm単位で駆動が可能な可変形ミラーから構成される。
・波面センサー用の使用波長は790nmで、撮影はバンド幅550nmの干渉フィルタを通った光で測定。
・光学的歪みを劇的に小さくすることができる。
2)選択的光腿色法:腿色光で錐体の光吸収量を変化させた直後のフラッシュ光に対する錐体の光吸収量の挙動から錐体を特定させ、各錐体の散布図を作成する。
3)ERGでのflicker photometry法でのLM錐体の分光視感効率の測定からL/M比を推定する。
・この比率はAOシステムでの測定比率とほぼ一致している
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PhNR
の発生源
Photopic Negative Response fo full-field and focal macular electroretinograms in patients with optic nerve atrophy.
Tamada K et al
(岩手医大)
Jpn J Ophthalmol  53(6): 608  14, 2009
・視神経萎縮患者での、full-fieldと局所ERGでのphotopic negative response (PhNR)の変化を検討した。
・平均年齢55歳の810眼。full-fieldも局所ERGも、a波、b波の振幅は変化がなかったが、full-field PhNR振幅は10眼中6眼で優位に低かった。
・正常であった4眼は全例、中心暗点の症例であった。
・局所PhNR振幅は、10眼全例で低下していた。PhNRの発生起源は網膜神経節細胞とその軸索と考えられた
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本邦の視覚障害の現状と将来(総説)

山田昌和(東京医療センター)
日本の眼科 80(8): 1005-9, 2009
2007年現在、日本には164万人の視覚障害者(良い方の矯正視力が0.5未満)が存在し、内188,000人が失明者(良い方の矯正視力が0.1未満)であると推定された。
・視覚障害の主要原因は、緑内障(24.3%)、糖尿病網膜症(20.6%)、変性近視(12.2%)、加齢黄斑変性(10.9%)、白内障(7.2%)であり、この上位5疾患で、全体の3/4を占めている
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緑内障性視神経症は構造障害が機能障害に先行するのか

中村誠(神戸大)
臨眼 63(3): 261-6, 2009
Quigleyらの発表後、視野障害が現れる時には、病理組織学的には既に相当な割合で網膜神経節細胞RGCが障害されていると信じられている。
・静的視野で5dBの感度低下は20%、10dBの低下は40%のRGCが失われているとの報告がある。
・ただ、5dB感度低下は67%の感度低下、10dB感度低下は90%の感度低下である。
・神経線維の喪失に比例して機能障害が進行しており、GONにおける機能と構造の関係は線形対応である

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