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American Journal of Ophthalmology

2012
153巻

トリアムシノロンテノン嚢下注入後の薬剤動態

American Journal of Ophthalmology 153巻(5号)2012

Pharmacokinetic study of vitreous and serum concentrations of triamcinolone acetonide after posterior sub-tenon’s injection.
Kovacs K et al(MA USA)
Amer J Ophthalmol 153(5): 939-48, 2012
・後部テノン下に注入したトリアムシノロンの拡散についてのシミュレーションモデルと、57名の硝子体手術中に採取した硝子体と血清内のトリアムシノロンレベルを比較した。
・採取時期は術後 1,3日、1,1,3,4,8週目で、最低5検体を、トリアムシノロン注入後の症例と、注入しないコントロール6症例で採取した。
・モデルでは、3日目に安定期になり、その濃度は、血清で15、硝子体で227、脈絡膜細胞外で2230ng/mLであった。
・実測値では硝子体内は1日目に最高111ng/mLになり、1ヶ月後も15-25ng/mLの高いレベルが持続したが、血清では3日目に最高35ng/mLとなった。
・これらから、経強膜での硝子体内浸潤が推測された。

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