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American Journal of Ophthalmology

2008
146巻

ハイドロビューIOLの混濁原因

American Journal of Ophthalmology 146巻(3号)2008

Opacification of hydrophyilic acrylic intraocular lens attributable to calcification: investigation on mechanism.
Gartaganis SP et al(Greece)
Amer J Ophthalmol 146(3): 395-403, 2008
・Hydrophilic acrylic IOLの後期混濁について検討した。
・IOL混濁によって、術後1年から12年後に摘出した30 IOL(Bausch & Lomb ハ イ ト ゙ ロ ヒ ゙ ュ ー24個、その他6個)。
・検査は走査電顕(SEM)、confocal 顕微鏡、x-ray回折 diffraction(XRD)、 フ ー リ エ変換した赤外光(FRIR)で行った。
・SEMでは、皿状(octacalcium phosphate OCP)あるいは フ ゚ リ ス ゙ ム状(hydroxyapatite HAP)の カ ル シ ウ ム リ ン酸結晶の小さな沈着物がIOLの表面や内部にみられた。
・前房水解析では、OCPやHAPに関連する物質で飽和していた。
・Hydrophilic acrylic IOL混濁はcalcium phosphate crystallitesの沈着によるもので、この中でHAPが主である。
・IOL混濁の原因は、前房がこのリン酸塩で飽和することで、この1因には嚢内皮質を綺麗にしなかったことも考えられる。

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