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American Journal of Ophthalmology

2010
150巻

BRVOの黄斑浮腫に対する自己プラスミン酵素注入の効果

American Journal of Ophthalmology 150巻(6号)2010

Intravitreal injection of autologous plasmin enzyme for macular edema associated with branch retinal vein occlusion.
Sakuma T et al(順天堂大)
Amer J Ophthalmol 150(6): 876-82, 2010
・26例26眼のBRVOによる黄斑浮腫患者(年齢58.7±6.6歳)に自己プラスミン酵素を硝子体内注射してその効果を検討した。
・全例、PVDは発生しておらず、注入時期は黄斑浮腫発症後平均4.2ヶ月。1国際単位/0.1mlを硝子体内注射し、その後、1週間、1,3,6,12ヶ月後に検討した。
・注射後23/26眼に全PVDが発生した。
・視力は23眼で2段階以上の改善があり、注入前の平均logMAR 0.550(小数点0.282)±0.298→0.450(0.355:1W)→0.362(0.435:1M)→0.256(0.555:3M)→0.233(0.585:6M)→0.175(0.668:12M)。
・網膜厚は徐々に減少し、平均中心窩網膜厚は602.12±148.87μm→379.89(1M)→350.77(3M)→294.46(6M)→253.62±116.58(12M)に減少した(いずれも、p<0.001)。

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