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American Journal of Ophthalmology

2016
162巻

線維柱帯切除術、EX-PRESS、アーメドインプラントの角膜内皮細胞に対する短期の影響(letter)

American Journal of Ophthalmology 162巻(2号)2016

Trabeculectomy Versus EX-PRESS Shunt Versus Ahmed Valve Implant: Short-term Effects on Corneal Endothelial Cells
HALIL ATES, et al. (Turkey)
Am J Ophthalmol 2016;162(2):201-202.
目的:PKP後に緑内障点眼治療に反応しない15眼にEX-PRESSを施行し評価した。
対象と方法:PKP後15眼(先天緑内障+水疱性角膜症 6眼、眼内レンズ眼の水疱性角膜症 2眼、デスメ膜破裂 3眼、再移植 2眼、ヘルペス性角膜炎 1眼、円錐角膜 1眼)
EX-PRESSの前に8眼が線維柱帯切除術、2眼がインプラント手術を受けていた。
結果:EX-PRESS後、93.3%の症例で30%またはそれ以上の眼圧下降が得られた。
術後12.2ヶ月の間、グラフトの透明性は維持していた。
結論:チューブシャント手術によって引き起こされる内皮細胞障害は、手術中の物理的な力、手術時の接触、術後の小さな動きによるものと思われる。
EX-PRESSのようなステンレススチール素材はアーメドなどのシリコン素材より安定している。眼球運動の影響も少ない。EX-PRESSは他のインプラントと比べ、前房に入っている部分が短いので内皮に影響が少ないのではないか。
EX-PRESSは内皮細胞の少ない患者だけでなく、角膜移植後の緑内障にも良い適応である。(CH)

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