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American Journal of Ophthalmology

2016
165巻

バックリング手術後どのくらいで眼軸長などが安定するか

American Journal of Ophthalmology 165巻(5号)2016

A Prospective Study of Biometric Stability After Scleral Buckling Surgery
Wong CW, Shu Yen Lee SY, et al. (Singapore)
Am J Ophthalmol 2016;165(5):10 47-53
・バックリング手術を受けた17名の眼軸長(AL)・前房深度(ACD)・角膜屈折力(K値)を前向き調査
術前および術後1w、1,3,6,9,12Mに測定、術後12Mと有意差がない最初の地点を安定時期と定義
【結果】術後12Mにおいて【Tab.2】
AL:26.09±1.46mm→26.51±1.96mmと有意に増加(P=0.01)
ACD:3.84±0.47mm→3.32±0.57mmと有意に減少(P<0.01)
平均1.04Dの近視化(95%CI:0.03-2.05, P=0.04)
・K値は前面・後面とも有意な変化なし
・ALは術後3Mで安定、ACDと等価球面度数は術後1wで安定【Tab.3】
・クライオの実施と長いバックルはALおよび近視化に有意に関連【Tab.4】
【結論】バックリング術後3M以上あけて白内障手術の生体検査をすべき。IOLパワー計算は第4世代計算式が望ましい。(MK)

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