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American Journal of Ophthalmology

2018
187巻

進行期緑内障に対し薬物療法と手術療法でmGCIPLの違いがあるか

American Journal of Ophthalmology 187巻(3号)2018

Comparison of Changes in Macular Ganglion Cell-Inner Plexiform Layer Thickness Between Medically and Surgically Treated Eyes With Advanced Glaucoma
Hiroko Inuzuka et al (Gifu, Japan)
Am J Ophthalmol 187(3): 43-50, 2018
・2015.9-2016.8に受診し、2009.10-2015.9までに5年以上の経過を追えており、調査開始時SITA30—2 MD値<—12dB、SE±6.0DのOAG患者を対象とし、年齢、性別、病型、観察期間中の平均眼圧、調査開始時MD値をマッチさせた2群で、点眼群は過去にレーザーを含め、緑内障手術を行っていない、手術群は2008年より前にレクトミーを受け、点眼を使用せず、ブレブ形態が良好なものを各43眼 対象とした
・結果:観察期間中の平均眼圧、5年後のMD値は、群間の有意差は認めなかったが、mGCIPLの変化量と眼圧の変動は点眼群で有意に大きかった
・眼圧の変動が手術により減少することが関係していると思われる(MM)

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