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British Journal of Ophthalmology

2013
97巻

GlaukosのiStent GTS-400の中期成績

British Journal of Ophthalmology 97巻(10号)2013

Mid-term evaluation of the new Glaukos iStent with phacoemulsification in coexistent open-angle glaucoma or ocular hypertension and cataract
Pedro Arriola-Villalobos et al (Spain)
Br J Ophthalmol 97(10):1250-1255, 2013

・適応基準:18歳以上の初期から中期までの開放隅角緑内障(PEXを含む)またはOHT、手術に影響する角膜混濁無、術前最終の2回の眼圧が眼圧下降薬使用で14-30mmHg、使用していない患者は22-30mmHg、washoutした場合は22-32mmHg、白内障による視力低下0.5以下で1年間決められたスケジュールで通院できる
・除外基準:上記以外の緑内障、隅角観察不能、PASのあるもの、眼科手術既往のあるもの、外傷・眼表面の疾患、調査に影響する重大な既往歴のあるもの、その他全身疾患のあるもの
・47歳から89歳の白人20眼 POAG 8,OHT 8,PEX 4眼
・術前にCAI1週間、α-2作動薬2週間、βブロッカーとPGは4週間休薬
・視力、眼圧、角膜内皮細胞密度、前眼部パラメーター(隅角角度、前房深度、前房体積)
・二人の術者で白内障とiStent(2個挿入)の同時手術
・術後の観察で、4例で二つのうち一つのiStentが観察不能、6例で二つのうち一つが深く挿入しすぎ、1例でPASのため閉塞(レーザーで対処)
・眼圧19.95→16.75mmHg 点眼1.3→0.3 (washout 25.5mmHg)
・点眼なしで18mmHg以下(Complete success)50%、21mmHg(Relative success)以下75%
・術前のパラメーターとの相関はなし CSの方が隅角の狭いものが多かった(P=0.06)(白内障手術の影響が大きいため) (MM)

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