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British Journal of Ophthalmology

2006
90巻

甲状腺眼症の屈折変化

British Journal of Ophthalmology 90巻(3号)2006

Refractive change in thyroid eye disease (a neglected clinical sign).
Chandrasekaran S et al(Australia)
Brit J Ophthalmol 90(3):307-9,2006
・甲状腺眼症TEDの5例で眼窩減圧術による屈折度変化を検討。
・1例では減圧術前に3.75Dの遠視化が起こった。
・減圧後1日から9ヵ月後に全例で1.0-2.5D近視化した。
・2例では眼軸長増加が近視化の原因であった。
・1例では減圧前の遠視化は眼球後極部の平坦化によることがMRIで判明し、これは減圧後に解消していた。
・遠視化の進行は甲状腺眼症の活動性を示唆するものと考えた

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