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British Journal of Ophthalmology

2006
90巻

モーツアルトのピアノソナタは視野測定に有効か?

British Journal of Ophthalmology 90巻(5号)2006

Improved automated perimetry performance following exposure to Mozart.
Fiorelli VMB et al(Brazil)
Brit J Ophthalmol 90(5):543-5,2006
・Mozartのピアノソナタは、空間的時間的推理能力を一過性に高め、右前脳、左側頭頂葉の脳波の干渉性活動があることも知られている(Mozart effect)
・Mozartのピアノソナタを10分間聴いた直後に検査した30名と静かな部屋に10分間留まっていた30名で、ハンフリー自動視野計(SITA 24-2)の検査結果に差がでるかを検討
・Mozart’s Sonata for Two Pianos in D Major (K448)
・被検者は平均年齢は22-23歳の検査に慣れていない男女半々である
・ピアノソナタを聴き終ってから、検査終了までの時間は10分以内で、右眼のみ施行。
・聴いた群では固視不良、false positive error, false negative error の発生率が有意に減っていた(p<0.05)

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