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British Journal of Ophthalmology

2007
91巻

点眼瓶の細菌汚染

British Journal of Ophthalmology 91巻(10号)2007

Bacterial contamination of ohpthalmic solutions used in an extended care facility.
Jokl DHK et al(NY USA)
Brit J Ophthalmol 91(10): 1308-10, 2007
・47名に渡した123本の点眼薬を1週間使用後に回収し細菌検査を行った。
・点眼薬の5滴をチオグリコレート溶剤に滴下し、細菌検査を行った。
・10/123(8%)が細菌汚染されていた。
・4/8本:ステロイド剤。2/6本:抗生剤+ステロイド剤の合剤。2/34本:緑内障剤。4/57本:ドライアイ剤。
・18本の散瞳剤、縮瞳剤、合剤でない抗生剤点眼は全て汚染はなかった。
・Proteus mirabilisが8/10本に検出された。
・一見汚れていたのは、汚染された点眼瓶の30%だけであった。
・ステロイド含有しているものは、含有していないものに比較して 5.8倍汚染しやすかった(RR=5.84 95%CI= 2.42-14.10 p<0.002)

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