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British Journal of Ophthalmology

2009
93巻

アルツハイマー病と緑内障との関連

British Journal of Ophthalmology 93巻(12号)2009

Alzheimer’s disease and glaucoma: Is there a causal relationship?
Wostyn P et al(Belgium)
Brit J Ophthalmol  93(12): 1557  9, 2009
・Alzheimer病(AD)の人は有意に緑内障の有病率が高いという論文や、ADでは視神経の退化、網膜神経節細胞の損失があるとの論文が出てきている。
・ADの人では脳脊髄圧(CSFP)が低下して、緑内障を発症しやすいのではないかとの仮説をたてた。
・POAGでは平均CSFPが33%低下しており、篩板部の圧差が大きいことが視神経乳頭陥凹に関係しているとの論文がある。
・ADではCSFPが非常に低いという論文もあることから、ADでは緑内障を発症するリスクが大きい可能性がある

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