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British Journal of Ophthalmology

2011
95巻

黄斑部網膜厚の在胎週数による変化

British Journal of Ophthalmology 95巻(6号)2011

Central macular thickness is correlated with gestational age at birth in prematurely born children.
Akerblom H et al(Sweden)
Brit J Ophthalmol 95(6): 799-803, 2011
・未熟児で誕生した5歳から16歳の65名の黄斑部の厚みをOCT3を用いて調べ、満産の55名と比較した。
・黄斑厚みは、ETDRS黄斑部に則った9部位(A1-A9)、中心窩最薄部、全黄斑容積で求めた。
・中心黄斑厚(A1)は満産児に比較して未熟児では有意に厚かった(204±19:226±24μm)が、黄斑厚と視力あるいは屈折度には有意差がなかった。
・未熟児網膜症ROPの重症度、有無に応じて、中心網膜厚A1は厚くなっていた(重症ROP:251、中度ROP:229、ROPなし:219、満産児:204μm)。
・中心窩最薄部でも同様であった(重症ROP:231、中度ROP:203、ROPなし:187、満産児:166μm)。
・多変量解析では生下時の在胎期間が黄斑厚の唯一のリスクファクターであった。

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