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British Journal of Ophthalmology

2011
95巻

両眼の急性網膜壊死の4症例

British Journal of Ophthalmology 95巻(9号)2011

Four cases of bilateral acute retinal necrosis with a long interval after the initial onset.
Okunuki Y et al(東京医大)
Brit J Ophthalmol 95(9): 1251-4, 2011
・急性網膜壊死(ARN)は7割以上が片眼性であるが、最初の発症から3年以上の長期間を経てから他眼に急性網膜壊死(ARN)を発症した4例を報告した。
・4例の両眼間の発症期間は、12年3ヶ月、9年7ヶ月、8年7ヶ月、3年6ヶ月である。
・第4例目の患者では、3年6ヶ月後に後から発症した第2眼に17年6ヶ月後に炎症の再燃があった。
・この4例では両眼に同じウイルスが検出されている(varicella-zoster virusか、herpes simplex visus)。
・また最終視力は全例で後から発症した眼の方が良かった。
・初発眼:LS(-),LS(-),20cmHM,LS(+)、後発眼:18/20,20/20,20/20,12/20。

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