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British Journal of Ophthalmology

2012
96巻

裂孔原性網膜剥離の他眼の疫学調査結果

British Journal of Ophthalmology 96巻(1号)2012

The fellow eye in retinal detachment: findings from the Scottish Retinal Detachment Study.
Mitry D et al(UK)
Brit J Ophthalmol 96(1): 110-3, 2012
・Scottish Retinal Detachment Studyとして、2年間のScotland全体の初発の裂孔原性網膜剥離RRDの全例1202例と、1130眼(94%)の他眼の臨床所見を調べた疫学調査である。
・8.4%(95/1130)の他眼に網膜全層裂孔があり、格子様変性は14.5%(164/1130)にみられた。
・13%(148/1130)の他眼の最良視力は6/18以下であり、その原因の2位は以前に存在したRRDであった。
・7.3%(88/1202)は両眼にRRDがあり、そのうちの約60%は黄斑部が剥離する前に見つかっていた。
・両眼のRRDと片眼のRRDとの比較では、黄斑部ON率は、62.8%:40.2%、偽水晶体眼率は、40.0%:20.1%であった。

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