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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2012
250巻

緑内障OCT画像に対する乱視の影響

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 250巻(2号)2012

Astigmatism and optical coherence tomography measurements.
Hwang YH et al(Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 250(2): 247-54, 2012
・Cirrus HD SD-OCTでのRNFL厚測定に乱視が影響するかどうかを検討した。
・30例の若い正常者に直乱視WTR、倒乱視ATRの -3.25DのトーリックSCLを装着して測定した。
・乱視度は実測値でWTRでは2.92D、ATRでは3.18Dであった。
・WTRでのRNFL厚は、平均、上方、12時、6時で1.58~6.88μm減少し、ATRでのRNFL厚は、平均、鼻側、耳側、2,3,9時で0.75~5.11μm減少していた(全てp<0.05)が、黄斑部厚は乱視に影響されなかった(p>0.250)。

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