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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2016
254巻

抗VEGF薬のBRVO眼の血管径に与える影響

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 254巻(7号)2016

Recurrence of macular edema in eyes with branch retinal vein occlusion changes the diameter of unaffected retinal vessels.
Im JC et al(Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 254(7): 1267-1274, 2016
・BRVOに伴った黄斑浮腫MEに対してbevacizumab(IVB)治療を行った後の、健常部の網膜血管径の変化について42眼について検討した。
・IVBに反応したBRVOのME患者について、網膜4象限の最大径の網膜動脈、静脈について、健常部の3象限についてのみ治療前、1,3,6ヶ月目に検討した。
・測定部は視神経乳頭から0.5~1.0DD内の血管径である。
・治療前では健常部の静脈径は健眼の同部位の静脈径よりも太かったが(p<0.05)、IVB後には治療前に比較して、BRVO眼では全象限で有意に減少した(p<0.05)。
・22眼(52.4%)がIVB後にMEが再発。
・3か月目の再発例15眼(35.7%)でも、6か月後の再発例7例(16.7%)でも健常部の3象限の静脈径は有意に増加していたが(p<0.05)、2度目のIVB後に再度、有意に減少した(p<0.05)。
・この健常部の静脈径のMEに伴う変化はBRVOのメカニズム解明の手掛かりとなるだろう(TY)。

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