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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2018
256巻

脈絡膜上への濾過を狙ったコラーゲンシートを使用した緑内障手術

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 256巻(2号)2018

Suprachoroidal drainage with collagen sheet implant-a novel technique for non-penetrating glaucoma surgery.
Szuman P et al(Germany)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 256(2): 381-385, 2018
・緑内障手術の新しい方法として、コラーゲンシートを脈絡膜上腔に挿入する方法とその結果を報告する。
・透明角膜縁までの4×4.5mmの半層強膜を作り、その下で3.5x4mmの強膜を全層切除して、脈絡膜上腔を開放する。
・半層切開層を角膜に向かって広げ、Schlemm管を開放。吸収性のコラーゲンシート(Ologen)を毛様体の深さで脈絡膜上腔へ移植し、半層強膜をwater-tightで縫合。
・65眼で施行し、3か月後の眼圧下降は35.1%(21.0±4.3から13.5±3.4mmHg p<0.01)、12か月後は35.6%(→13.5±3.0 p<0.01)。
・緑内障薬は術前の3.5±0.7から、0.6±0.9(3M後)、0.9±1.1(12M後)であり、重篤な合併症はなかった(TY)

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