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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2019
257巻

小数点視力からlogMARを計算する時の問題点

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 257巻(7号)2019

Is conversion of dicimal visual acuity measurements to logMAR values reliable?
Mataftsi A et al(Greece)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 257(7): 1513-1517, 2019
・74名の患者で5分間隔で4mの距離でのETDRSチャート(VAlog)、6mと4mの距離での小数点視力表(VA6m, VA4m)を測定して、結果を比較した。
・視力はヨーロッパでは小数点視力(1/2=0.5, 1/5=0.2)、米国では20での分子表示(1/2=20/40, 1/5=20/100)、英国では6での分子表示(1/2=6/12, 1/5=6/30)が標準である。
・指標の4/5をパスした最小ラインを視力とした。
・次のラインの正答した1-3文字も加味して、例えば0.4logMARの視力で、次が2文字正答していれば小数点では0.4+2、対数では0.36logMARとした。
・結果はVAlogはVA4mやVA6mよりも値が大きかった(視力が悪かった)。
・特に0.5logMAR(小数点0.32)当りでは0.2logMAR程、視力は悪く出た。
・小数点視力表で測定した視力をlogMARに換算することは、時に問題のあることがある。(TY)

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