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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2015
133巻

OCT angoigraphyでの黄斑部毛細血管拡張症type2の検討

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 133巻(1号)2015

Retinal vascular layers in macular telangiectasia type 2 imaged by optical coherence tomographic angiography.
Spaide RF et al(NY USA)
JAMA Ophthalmol 133(1): 66-73, 2015
・MacTel2はFAでの深層の血管網の異常として良く知られている。
・今回、7例14眼のMacTel2についてsplit-spectrum amplitude decorrelation angiography(SSADA)画像で、内層と外層の網膜血管網、網膜深層血管の外層、網膜下空間への侵入について検討した。
・MacTel2では全例で内層網膜血管網が少なくなっていたが、深層の網膜血管網に顕著であった。
・MacTel2の初期では深層血管網は毛細血管拡張があったが、進行した症例では薄くなり欠損しており、残存血管は引き伸ばされ、外層や網膜下腔への新生血管の侵入がみられた。
・この方法によるMacTel2の検討は有用であった(図)(TY)

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