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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2016
134巻

ジカウイルス感染による小頭症と思われる乳児の眼所見

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 134巻(5号)2016

Ocular Findings in Infants With Microcephaly Associated With Presumed Zika Virus Congenital Infection in Salvador, Brazil
Bruno de Paula Freitas, et al. (Brazil)
lAMA Ophthatmol. 2016;134(5):529-535.
目的:ジカウイルス感染による小頭症と思われる乳児の眼所見を調査した。
対象と方法:生まれた時の頭囲が32cm以下の乳児29人。
トキソプラズマ症、風疹、サイトメガロウイルス、単純ヘルペスウイルス、HIVのための小頭症、または母親が妊娠中にアルコール、違法な薬物使用があれば除外された。
母親は29人の内23人はジカウイルス感染の症状があった。発疹、発熱、間接痛、頭痛など。
ジカウイルス感染からの結膜炎は全例で認められなかった。また、母親に眼疾患はなかった。
結果:10人(34.5%)に異常が認められた。(両眼7人、片眼3人)
部分的な色素斑を伴う網脈絡膜萎縮11眼、視神経萎縮8眼、コロボーマ2眼、水晶体亜脱臼1眼を認めた。
結論:ジカウイルスの先天感染は、黄斑周囲の網脈絡膜萎縮と視神経障害のような視力を脅かす結果と結びつけられた。(CH)

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