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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2011
129巻

血球数と網膜血管径について

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 129巻(4号)2011

Complete blood cell count and retinal vessel diameters.
Klein BEK et al(WI USA)
Arch Ophthalmol 129(4): 490-7, 2011
・1998~1990に行われたBeaver Dam Eye Study cohort(n=4730)のデータを再調査し、血球数と網膜血管径について検討した。
・血圧、喫煙歴、視神経乳頭中心の眼底写真を解析。
・網膜動脈、静脈の血管径は乳頭縁から0.5-1.0DD内のものを計測し、年齢、性で調整して解析。
・赤血球数、白血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値は全て中心部の網膜静脈径、動脈径と有意に正の相関があった(赤血球と動脈径のみp<0.004で、他はいずれもp<0.001)。
・血小板数は網膜静脈径のみと正の相関があった(p<0.001)。

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