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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2021
139巻

うつ伏せ換気と眼窩隔壁症候群

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 139巻(1号)2021

Eye protection for patients with COVID-19 undergoing prolonged prone-position ventilation.
Sun L et al(NY USA)
JAMA Ophthalmol 139(1): 109-112, 2021
・重症のコロナウイルス病(COVID-19)で最高の換気設定を行なっても効果のない患者には1日最低16時間のうつ伏せでの吸気管理を行なうことがある。
・このうつ伏せは、適切な処置が行なわれていなければ眼窩隔壁症候群を引き起こす可能性がある。
・ここでは2例のOrbital compartment症候群での視神経乳頭浮腫、網膜出血などについて述べる。
・2020/4-5月で、COVID-19のために16例がICUに入っており、そのうち4名がうつ伏せ換気が必要となり、そのうち2名で発症していた。
・視神経乳頭浮腫、網膜出血、眼圧上昇である。
・この症候群を防ぐには眼球の廻りにクッションを置いたり、頭位を心臓より高く保つことが重要である(TY)

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