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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2022
140巻

炭酸脱水素酵素阻害剤の副作用

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 140巻(3号)2022

Serious adverse events of oral and topical carbonic anhydrase inhibitors.
Propovic MM et al(Canada): JAMA Ophthalmol 140(3): 235-242, 2022
・内服と点眼の炭酸脱水素酵素阻害剤の安全性を検討した。
・1995/1から2020/1までの25年間にカナダのOntarioで、65歳以上の128,942例を対象(年齢75±6.6才、女性が55.8%、DMが19.4%)として、炭酸脱水素酵素阻害剤の使用開始後120日以内のものを調査した。
・症例は眼科医が診察していなくても、緑内障の病名がついていないものも対象となっている。
・内服はアセタゾラミドとmethazoramideであり、点眼はドルゾラミド、ブリンゾラミドとこの合剤
・Stevens-Johnson症候群、Toxic epidermal necrolysis、再生不良性貧血を対象とすると、内服では2.9例/1000例、点眼では2.08例/1000例に発生していた(TY)

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