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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2023
141巻

粘弾物質による術後眼内炎の集団発生

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 141巻(3号)2023

An outbreak of fungal endophthalmitis after cataract surgery in South Korea.
Kim SW et al(Korea)
JAMA Ophthalmol 141(3): 226-233, 2023
・韓国における汚染された粘弾物質による2020/9-2021/6にかけての全国的な白内障術後の真菌性眼内炎について報告する。粘弾物質:Unial(Unimed Pharmaceutical Inc)。
・256例281眼(65.4±10.8歳)が真菌性眼内炎と診断された。
・白内障手術から真菌性眼内炎と診断されるまでの期間は、24.7±17.3日であった。
・症状は、硝子体混濁が75.4%、眼内レンズへの浸潤が50.9%、毛様体浸潤が19.6%。
・260眼で培養が行われ、103眼(39.65)で真菌が検出され、Fusariumが89眼(86.4%)であった。
・経過を追った228眼での視力はlogMARで0.78±0.74(小数点視力20/120)から6ヶ月後に0.36±0.49(小数点視力 20/45)に改善した。
・術後眼内炎軽快後に、術後眼内炎の所見が全く消失した症例は214眼(93.9%)であった。(TY)

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