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Journal of Cataract & Refractive Surgery

2009
35巻

増殖性糖尿病網膜症に対する白内障硝子体同時手術の危険性

Journal of Cataract & Refractive Surgery 35巻(5号)2009

Morphologic changes in the anterior segment after phacovitrectomy for proliferative diabetic retinopathy.
Park SP et al(Korea)
J Cat Ref Surg 35(5): 868-73, 2009
・増殖性糖尿病網膜症に対し、PEA+IOL移植とpars plana vitrectomy(PPV)の同時手術を行うと前眼部に形態的変化や炎症を引き起こしやすいかどうかを検討した。
・Phacovitrectomy群(併施群)30眼とPPV単独群30眼に分け、UBMを術前、術後1,2,3,5日,2週,1,2ヵ月後に検査した。
・supracilialy effusionは併施群では80%、単独群では46%で有意差があった(p=0.015)。
・隅角開放度や前房深度の減少は併施群で顕著であった。
・合併症は併施群で多く、眼圧上昇は60%:30%、前眼部フィブリン析出や虹彩後癒着は30%:7%であり、これらの合併症はsupraciliary effusionによるものであり、併施の場合には術後の炎症を抑える適切な治療が必要である

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