Rotational stability of plate-haptic toric intraocular lenses implantation with a capsular tension ring: prospective randomized paired-eye study.
Lin X et al(China)
J Cataract Refract Surg 51(1): 31-39, 2025
・プレートハプティック型のトーリックPH-IOL(例:レンティスコンフォート)において、テンションリング(CTR)を使用した場合と使用しなかった場合の回転安定性を調査した。
・93例186眼に超音波乳化吸引術とトーリックIOLの挿入を行い、12か月間追跡し、裸眼遠方視力(UDVA)、残存乱視、トーリックIOLの回転度を記録した。
・2週目では、CTR群の平均回転度および残存乱視がNCTR群と比較して有意に小さかった(P<0.05)。
・トーリックIOLの回転安定性は、CTR群では術後1週目に達したのに対し、NCTR群では術後2週目であった。
・CTRの併用により、術後早期のIOL回転量が減少し、PH-IOLの回転安定性が向上した。(TY)