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Ophthalmology

2007
114巻

レーザー光凝固に対するステロイドとインドメサシンの網膜保護作用

Ophthalmology 114巻(10号)2007

Steroidal and nonsteroidal antiinflammatory medications can improve photoreceptor survival after laser retinal photocoagulation.
Brown J Jr et al(TX USA)
Ophthalmology   114(10): 1876-83, 2007
・20頭の赤毛猿で、メチルプレドニゾロンあるいはインドメサシンがレーザー網膜障害後の視細胞の生存を助けるかどうかを検討。
・右眼にアルゴングリーンレーザー(514.5nm, 10ms)、左眼に Nd:YAGレーザー(1064nm, 10ns)を照射し、照射後2週間、4種の治療を行い、1日後、14日後、2ヵ月後、4ヵ月後に調べ、4ヵ月後に組織検査を行った。
・4種の治療は、高用量メチルプレドニゾロン、中用量メチルプレドニゾロン、インドメサシン治療とコントロールである。
・治療部位に存在する視細胞核の数をその周囲の視細胞核の数と比較した。
・アルゴンレーザー治療では、高用量ステロイド群とインドメサシンン群ではコントロール群に比較して有意に生存率が高かった(p=0.004)
・Nd:YAGレーザー群では、出血部ではインドメサシン群がコントロール群より有意に生存率が高く(p=0.003)、非出血部では中用量ステロイド群が有意に生存率が高かった(p=0.004)

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