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Ophthalmology

2008
115巻

POAGでは脳脊髄圧は低下していた!

Ophthalmology 115巻(5号)2008

Cerebrospinal fluid pressure is decreased in primary open-angle glaucoma.
Berdahl JP et al(NC USA)
Ophthalmology 115(5): 763-8, 2008
・1996-2007に腰椎穿刺を行った31,786名の中で、POAGの28名とコントロールの49名を比較した。
・POAGはQuigleyの視野分類(0-8)で、3の軽度障害以上の視野障害のあるものを選択した。
・CSF圧はコントロール群では 13.0±4.2mmHgで、POAG群では 9.2±2.9mmHgであり、33%低くなっていた(p<0.00005)。
・直線回帰分析では、C/D比は、IOP(R2=0.321 p<0.0001)、CSF圧(R2=0.155 p<0.0001)、translaminar圧差=IOP-CSF圧(R2=0.399 p<0.0001)と独立して相関があった。
・多変量解析では、C/D比が大きいほどCSF圧が低くなっていた(p<0.001)。
・CSF圧はPOAGの病態に重要な役割を果たしているだろう
・視神経は前方の眼内圧 10-21mmHgと、後方のクモ膜下腔の脳脊髄液CSF圧 5-15mmHgに暴露されており、この2つの領域を分離する組織が篩状板である
・2つの圧差で、後方圧が高くなれば視神経乳頭が腫れ、前方圧が高くなれば視神経乳頭陥凹が発生する。

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