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Ophthalmology

2008
115巻

糖尿病黄斑症に対するケナコルト治療と光凝固治療

Ophthalmology 115巻(9号)2008

A randomized trial comparing intravitreal triamcinolone acetonide and focal/grid photocoagulation for diabetic macular edema.
DRCR Diabetic Retinopathy Clinical Research Network(USA)
Ophthalmology 115(9): 1147-59, 2008
・DMEに対して、防腐剤の含まれないトリアムシノロンの硝子体内注入(1mg, 4mg)とfocal/grid光凝固の効果を比較
・対象は中心窩を含んだDMEで、視力が20/40~20/320の693例840眼である。
・光凝固群を320眼、1mgトリアムシノロン群を256眼、4mgトリアムシノロン群を254眼にランダムに分けた。
・再治療の判定は4カ月後に浮腫が不変あるいは新しく浮腫がでた時とした。
・ETDRS視力、OCT、副作用発現で効果判定をした。
・4カ月後の平均視力は4mgトリアムシノロン群が、光凝固群(p<0.001)、1mg群(p=0.001)より有意に良かった。
・1年後の視力は全群で有意差がなかったが、2年後には光凝固群が視力が良かった。1mg群(p=0.02)、4mg群(p=0.002)、1mgと4mg群(p=0.49)。
・視力の差は白内障形成によるものではなく、OCT結果も視力と一般的には相似していた。
・光凝固、1mg群、4mg群で、10mmHg以上の眼圧上昇が一度でもあったものは、4%、16%、33%であり、白内障手術は 13%、23%、51%で行った

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