眼科JOURNALトップ > Ophthalmology > 中心角膜厚の年次変化

Ophthalmology

2008
115巻

中心角膜厚の年次変化

Ophthalmology 115巻(9号)2008

Changes in central corneal thickness over time. The ocular hypertension treatment study.
Brandt JD et al(CA USA)
Ophthalmology 115(9): 1550-6, 2008
・中心角膜厚が平均 3.8年で変わるかどうかを Ocular Hypertension Treatment Studyの参加者 1,636名中1,191名(73%)を用いて検討した。
・CCTは -0.74±3.5μm/年で薄くなっていた。
・無治療群(n=595)では、2回の測定間の平均治療年数は1.1±1.6年で、治療群(n=596)では 5.0±2.7年
・無治療群でのCCT変化は 1.0±3.4μm/年で、治療群では 0.5±3.5μm/年で、有意差があった(p<0.0001)。
・プロスタグランディン点眼薬だけで治療した群(571.1→566.0μm)はβブロッカー点眼薬だけで治療した群(574.0→572.5μm)より年間の薄くなる量が多かった。

過去のアーカイブ