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Ophthalmology

2008
115巻

AMDに対するアバスチン後の眼内炎

Ophthalmology 115巻(11号)2008

Acute intraocular inflammation after intravitreous injections of bevacizumab for treatment of neovascular age-related macular degeneration.
Wickremasinghe SS et al(Australia)
Ophthalmology 115(11): 1911-5, 2008
・Australiaの2つの州で行われたAMDに対するbevacizumabの硝子体内注射後の急性眼内炎についてretrospectiveに検討した。
・12ヶ月間に1278回の注射に対し、19眼に急性眼内炎を発症。5眼は細菌性眼内炎。14眼(女11,男3)は無菌性眼内炎であった。
・以下は14眼についての検討。
・年齢83.7歳(74-98)。以前の注射回数は 2.7(1-6)回。
・多くは24時間以内に急激な視力低下で発症したが、不快感は少なかった。
・前眼部、後眼部に炎症サインがあったが、ステロイド局所治療で、7-25日で注射前の視力まで改善した

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