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Ophthalmology

2009
116巻

結膜弛緩症と結膜下出血

Ophthalmology 116巻(10号)2009

Subconjunctival hemorrhage and conjunctivochalasis.
Mimura T et al(東大)
Ophthalmology  116(10): 1880  6, 2009
・結膜下出血(SCH)と結膜弛緩症(CCh)との関連を調べた。
・SCHの41歳から94歳までの104例と、年齢と性別をマッチさせた120例で検討した。
・SCHは8方向で調査し、CChは、鼻側、中央、耳側で調査した。
・CChはGrade0から4に分類。0:皺襞がない。1:1本の小さな皺襞。2:2本以上の皺襞があるが、涙液メニスカスよりは低い。3:複数の皺襞があり、涙液メニスカスよりも高い。
・CChのgradeは、SCHでは正常者よりも鼻側、中央、耳側のいずれも有意に高かった。
・下向きあるいは指で押した時のCChの変化や、表層点状角膜症の頻度はSCH患者で、正常者よりも有意に大きかった。
・SCHの発生象限数や各領域でのSCHの存在はCChに関連したパラメータと有意に相関していた(p<0.05)。
・これらの事から、CChはSCHの発生に重要な役割を果たしているだろうと考えた

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