眼科JOURNALトップ > Ophthalmology > シリコンIOL混濁と星状硝子体症との関連について

Ophthalmology

2010
117巻

シリコンIOL混濁と星状硝子体症との関連について

Ophthalmology 117巻(8号)2010

Calcification of different designs of silicone intraocular lenses in eyes with asteroid hyalosis.
Stringham J et al(UT USA)
Ophthalmology 117(8): 1486-92, 2010
・各種のシリコンIOLの石灰化と星状硝子体症との関連を検討した。
・IOL後面混濁の白濁化による視力障害のために摘出した16個のシリコンIOLについて、石灰化の為に摘出した111眼の親水性アクリルIOLをコントロールとして検討した。
・16個のシリコンIOLは8つの異なったシリコン材質で、移植後9.21±3.66年後に摘出されていた。
・12眼でYAGレーザーが施行されており、部分的にはIOLの沈着が減少したが、その後に混濁は増加していた。
・16眼中13眼では星状硝子体症があったが、残り3眼ではその記載は見られなかった。
・沈着はIOL後面のみにみられ、成分はカルシウムとリン酸塩であった。
・一方、摘出した親水性アクリルIOLには星状硝子体症の既往はなかった。
・この16例を含め、文献的には22例のシリコンIOL摘出の報告があり、全体の86.4%に星状硝子体症が確認されている。

過去のアーカイブ