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Ophthalmology

2011
118巻

眼圧日内変動に普遍性はあるか

Ophthalmology 118巻(1号)2011

Short-term repeatability of diurnal intraocular pressure patterns in glaucomatous individuals.
Realini T et al(WV USA)
Ophthalmology 118(1): 47-51, 2011
・治療中のPOAG 47例で、眼圧の日内変動パターンの再現性について検討した。
・1週間の間隔をおいて、朝8時から夜8時までの2時間ごとの眼圧日内変動を測定した。
・同時間の2回の眼圧と、眼圧変化量の相関をInterclass correlation coefficients(ICCs)として求めた。
・同時間の2回の眼圧の一致は、まずまずで、ICCsは右眼では0.45~0.71、左眼では0.51~0.71であったが、眼圧変化量に相関はなく、ICCsは右眼では-0.08~0.38、左眼では-0.11~0.36であった。
・1回の眼圧日内変動の測定はあてにならないものであった。

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