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Ophthalmology

2011
118巻

脈絡膜厚からみたPCVと滲出性AMDとの差異

Ophthalmology 118巻(5号)2011

Choroidal thickness in polypoidal choroidal vasculopathy and exudative age-related macular degeneration.
Chang SE et al(Korea)
Ophthalmology 118(5): 840-5, 2011
・25眼のPCV、14眼のPCVの健眼、30眼の滲出性AMD、17眼の初期AMD、20眼の年齢一致の健常者でEDI-OCTで、脈絡膜厚を測定した。
・中心窩下の脈絡膜厚は、Bruch’s膜から強膜内面迄とした。
・中心窩から上下耳鼻側に1500μm離れた部位も同時に測定した。
・中心窩下の脈絡膜厚は、PCVは438.3±87.8μm、PCV健眼は372.9±112.0で、正常者224.8±52.9よりも有意に大きかった(p<0.001, p=0.003)。
・滲出性AMD 171.2±38.5、初期AMD 177.4±49.7では、正常者よりも有意に薄かった(p=0.004, p=0.078)。
・傍中心窩でも同様の傾向であった。
・この結果はPCVと滲出性AMDとは違ったメカニズムで発生することを示唆している

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