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Ophthalmology

2011
118巻

両眼IOL手術時のIOL誤差に対する第1眼結果による補正

Ophthalmology 118巻(9号)2011

First eye perdiction error improves second eye refractive outcome. Results in 2129 patients after bilateral sequential cataract surgery.
Sristodemou P et al(UK)
Ophthalmology 118(9): 1701-9, 2011
・同じIOLモデルを使用した2129例の両眼IOL手術において、第1眼の予想屈折度誤差(PE)から第2眼の眼内レンズ度数を調整するファクター(眼軸長AL、角膜屈折度)を求め、矯正因子(correction factor:CF)を加味したA値について、第2眼の平均誤差mean absolute error(MAE)を検討した。
・両眼の屈折誤差には相関があった。
・両眼間の角膜屈折差が0.6Dを越すと、相関は弱くなった、眼軸長の差は相関がなかった。
・第1眼のPE(±0.50Dと±1.50D)の50%の矯正因子CFを第2眼に応用した場合、第2眼のPEが±0.25D、±0.50D、±1.0D以内に収まる比率は、それぞれ、30%→42%、56%→75%、92%→96%に改善した。
・第2眼の平均誤差MAEは0.49→0.37Dに改善した(p<0.0001)。

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