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Ophthalmology

2011
118巻

近視と開放隅角緑内障との関連について

Ophthalmology 118巻(10号)2011

Myopia as a risk factor for open-angle glaucoma: a systematic review and meta-analysis.
Marcus MW et al(Netherlands)
Ophthalmology 118(10): 1989-94, 2011
・近視と開放隅角緑内障との関連をみた1994-2010年に発表された13論文48161症例のメタアナリシスである。
・近視と緑内障との関連は1.92(95%CI=1.54-2.38)。
・-3D未満の近視では1.65(95%CI=1.26-2.17)、-3D以上の近視では2.46(95%CI=1.93-3.15)であった。
・ただ各論文間に相違があるため、相違の指数としてI^2(全偏位の%で、<24%:不均一なし、<49%:低度、<74%:中等度、≧75%:高度の不均一)を用いて検討した。
・全ての近視と緑内障はI^2=53%、軽度近視と緑内障はI^2=29%であったが、高度近視と緑内障はI^2=0%であり、不相違はなかった。
・不相違となる論文を除外すると、全ての近視と緑内障との関連は1.88(95%CI=1.60-2.20)、軽度近視と緑内障は1.77(95%CI=1.41-2.23)と上昇した。

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