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Ophthalmology

2011
118巻

黄斑部厚、視神経乳頭径の人種差、年齢差について

Ophthalmology 118巻(12号)2011

Variation in optic nerve and macular structure with age and race with spectral-domain optical coherence tomography.
Girkin CA et al(AL USA)
Ophthalmology 118(12): 2403-8, 2011
・黄斑部をOCTで計測し、人種差、年齢差について検討した。
・アフリカ系、ヨーロッパ系、ヒスパニック、インド人、日本人の計350名632眼の正常者について検討した。
・視神経乳頭面積はヨーロッパ系で他群より有意に小さく(p<0.0001)、インド人ではリム面積が有意に小さかった(p<0.0001)。
・インド人とヒスパニックではRNFLが有意に厚く(p<0.0001)、アフリカ系では網膜内層が有意に薄かった(p<0.0001)。
・加齢により、リム面積は減少 0.005mm2/年、RNFL厚は減少 0.18μm/年、網膜内層は 0.1μm/年薄くなっていた。
・これらの事はOCTの正常値を検討する時に大切である。

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