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Ophthalmology

2012
119巻

白内障術後野PVD発生

Ophthalmology 119巻(10号)2012

Time course of development of posterior vitreous detachments after phacoemulsification surgery.
Hikichi T(札幌市)
Ophthalmology 119(10): 2102-2107, 2012
・合併症のないPEA+foldable IOL挿入手術後のPVDの発生率を術前にPVDのない575眼で3年間調査した。
・PVD累積発生率は1.0%(1W)、3.1%(1M)、5.4%(3M)、7.8%(6M)、11.0%(12M)、15.3%(18M)、18.4%(24M)、23.1%(30M)、30.0%(36M)であった。
・PVDが発生したうちの11/172(6.4%)が網膜裂孔を発症、格子様変性のあった52眼中8眼(15.4%)では、なかった120眼中3眼(2.5%)の約6.2倍で、PVDに伴った網膜裂孔が発生した(P=0.003)。
・白内障手術後にPVDの発症は加速されるので注意が必要。

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