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Ophthalmology

2013
120巻

真性小眼球の患者に対する白内障手術

Ophthalmology 120巻(2号)2013

Cataract Surgery in Patients with Nanophthalmos
Steijns D, et al.(Netherlands)
Ophthalmology 120(2):266–270, 2013
・真性小眼球の患者に対する白内障手術の視力結果と合併症を報告
・眼軸長が20.5mm以下の32例43眼、19-87歳(平均69)歳
・白内障手術にて19眼(44.2%)で3段階(Snellen line)以上の視力改善、2眼(4.7%)で3段階以上の悪化【Tab.2】
・悪化例;1眼で角膜の代償不全、もう1眼は閉塞隅角緑内障
・12眼(27.9%)で合併症出現、uveal effusion(9.3%)とCME(7.0%)が頻度が高かった【Tab.5】
【結論】真性小眼球を持つ患者への白内障手術は、合併症の頻度が高いため、依然として挑戦の意味合いが残る(MK)

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