眼科JOURNALトップ > Ophthalmology > Ahmed Glaucoma Valve術後に房水産生抑制薬を早期から投与した効果

Ophthalmology

2014
121巻

Ahmed Glaucoma Valve術後に房水産生抑制薬を早期から投与した効果

Ophthalmology 121巻(9号)2014

Effect of early treatment with aqueous suppressants on Ahmed Glaucoma Valve implantation outcomes
Mohammad Pakravan et al (Iran)
Ophthalmology 121(9): 1693-1698, 2014
・AGVを受けた94眼をGroup1(47眼):術後10mmHgを超えたらβ/CAI投与とGroup2(47眼):術後目標眼圧である15mmHgを超えたら投与開始に分けてプロスペクティブに比較
・両群の背景に有意差はなし
・術後12週までは点眼数がGroup1の方が多かったが、その後は点眼数に有意差はなく、眼圧コントロールはGroup1の方がよかった。
・術後の高眼圧期も少なかった。
・術後早期にインプラント周囲に房水が流れると、インプラント周囲のブレブが厚く硬くなり、房水の吸収が悪くなる。
・早期に房水産生抑制薬を使用することで、ブレブ周囲に炎症関連物質が広がるのを抑制し、良質なブレブができることで、術後成績の向上が得られたのではないか。(MM)

過去のアーカイブ