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Ophthalmology

2017
124巻

バンコマイシンによる出血性閉塞性網膜血管炎

Ophthalmology 124巻(5号)2017

Vancomycin-associated hemorrhagic occlusive retinal vasculitis.
Witkin AJ et al(CA USA)
Ophthalmology 124(5): 583-595, 2017
・ASCRS(Cat & Refract)とASRS(Retina)が合同で、バンコマイシン投与後に発生した出血性閉塞性網膜血管炎HORVの臨床所見や発症率、予後などについてon-lineで登録調査し、23例36眼について検討した。
・33/36眼は前房内投与、1/36眼は硝子体内投与、2/36眼は潅流液内投与である。
・視力予後は悪く、22/36眼(61%)は20/200以下、8/36眼(22%)は光覚を消失した。
・新生血管緑内障は20/36眼(56%)で発生した。
・7眼では術後にバンコマイシンの追加の硝子体内注射を受けていた。
・HORVは遅延性のバンコマイシンに対する過剰反応が原因と考えられる。
・HORVと考えられたらバンコマイシンを追加投与しないことも重要である(TY)

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