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Ophthalmology

2017
124巻

白内障術後の高眼圧にたいする予防的アセタゾラミド内服の効果

Ophthalmology 124巻(5号)2017

Prophylactic effect of oral acetazolamide against intraocular pressure elevation after cataract surgery in eyes with glaucoma.
Hayashi K et al(福岡)
Ophthalmology 124(5): 701-708, 2017
・白内障術後後の眼圧上昇に対するアセタゾラミド内服の効果を検討した。
・症例は2回の測定で眼圧はいずれも21mmHg以下にコントロールされているPOAGで、落屑症候群や眼手術既往、炎症既往眼など、全て除外した90眼の症例である。
・この90眼を無作為に3群に分けて検討した。
・G1:500mgを手術1時間前に内服、G2:500mgを手術後3時間で内服、G3:内服なし。
・手術直後の眼圧は15から25mmHgとして終了している。
・眼圧測定はIcareを用いて、術前1時間、術後1,3,5,7,24時間で測定した。
・全群で平均眼圧は3-7時間後に上昇し、その後24時間後には低下していた。
・G1では術後1(13.99),3時間(16.36)で、他の2群より有意に眼圧は低かった(p<0.004)。
・術後5,7,24時間では、G1とG2はG3(20.46,20.46,16.16)よりも有意に低かった(p<0.03)。
・POAGでは術後3-7時間で一過性に眼圧は上昇するが、G1群では術後1-24時間の眼圧を低下させ、G2群では術後5時間以降の眼圧を低下させることが分った(TY)

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