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その他のジャーナル

2011
65巻

IOLマスターを用いた線維柱帯切除術後の眼軸長測定

その他のジャーナル 65巻(3号)2011

松葉卓郎他(高槻日赤)
臨眼 65(3): 387-91, 2011
・30眼の線維柱帯切除術、47眼のIOL+線維柱帯切除術を対象として、術前後のIOLマスターでの眼軸長測定を行った。
・単独群では術前25.47±2.01→術後24.98±2.03mm、同時群では術前24.50±1.59→術後24.19±1.57mmへ短縮(いずれも、p<0.0001)。
・眼圧が1mmHg低下すると眼軸長は0.025mm短縮(R=0.183 p<0.0001)。
・屈折値は単独群では-5.30±4.35→-4.88±4.35D(変化量+0.42±1.21D)、7/29眼で1D以上遠視化。
・同時手術での屈折誤差は-0.65±0.94、屈折誤差が±1D以内は31/46眼、15/46眼は1D以上近視化していた。

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