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その他のジャーナル

2019
60巻

3D緑内障テノン結膜モデルを用いた結膜線維化反応の調査

その他のジャーナル 60巻(2号)2019

Investigation of Conjunctival Fibrosis Response Using a 3D Glaucoma Tenon’s Capsule + Conjunctival Model
Rachel Gater, et al (UK)
Invest Ophthalmol Vis Sci 60(2): 605-614, 2019
ブタの房水とテノン・球結膜組織から2Dと3Dのテノン・球結膜組織モデルを作成
コントロール、剪断応力、TGF-β、TGF-β+剪断応力の4つの媒質に、TGF-β、TNF-α、VEGFのGrowth factor房水を入れた 剪断応力はシーソー型の箱で5rpmで1日1時間揺らし、房水が流れている状態を作成
細胞の増殖と生存率を3,5,7日で調査 3Dモデルでは14日目も調査
コラーゲン合成は3,7,14日で調べた
TGF-β、TNF-α、VEGFすべて2D,3Dともに細胞増殖があったが、それよりも房水を入れたものが最も増殖が強く、剪断応力をかけたものはさらに反応が強かった。
レクトミー術後に房水の存在と剪断応力があると相乗効果で線維化反応が生じると考えられる(MM)

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