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その他のジャーナル

2019
3巻

CSC患者の進行を予測する遺伝子多型

その他のジャーナル 3巻(11号)2019

Predictive Genes for the Prognosis of Central Serous Chorioretinopathy
Yoshikatsu Hosoda, Kenji Yamashiro, et al.(京都大)
Ophthalmol Retina. 2019;3(11)985-992
・CSC患者のSRD自然吸収やCNV発生を予測しうる遺伝子を検索
・CSC患者カルテを後ろ向きに調査、SRD消失をOCTで確認
・SRD消失までの期間をKaplan-Meyer法で解析
CFH I62V、ARMS2 A69S、VIPR2 rs3793217の遺伝子多型とSRD消失期間・CNV発生との関連を評価
・196眼中105眼でフォローアップ期間中にSRD消失
・68眼が治療受け、23眼がSRD消失のため受診中断
・3種の遺伝子多型のうち、CFH I62VのみがSRD自然吸収と関連(P=0.017);genotypeごとにAA(126.6±115.5日)、AG(157.7±243.1日)、GG(242.7±198.0日)→GアレルがSRD遷延と有意に関連(P=0.035)
・14眼でCNV発生、CFH I62VのGアレルとARMS2 A69SのTアレルが有意に関連(P=0.0023、P=0.019)
・・CFH I62VとARMS2 A69Sの遺伝子多型はCSCの進行を予測しうる。CSC患者の遺伝学的状態をしることで早期治療の必要性やCNVの発生を判断する助けになる。(MK)

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