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その他のジャーナル

2020
12巻

特定健診における緑内障有病率

その他のジャーナル 12巻(号)2020

Detection of glaucoma and other vision-threatening ocular diseases in the population recruited at specific health checkups in Japan.
Yamada M, Hiratsuka Y Nakano T et al(Jpn): Clin Epidemiol 12: 1381-1388, 2020
・3つの自治体の16眼科施設で、2017/6~12月に、特定健診時に眼科検査を行なって緑内障有病率を調査した。
・対象者は1360名、年齢63.7±8.7歳(40-74歳)である。
・緑内障は168名(12.4%)、前視野緑内障は33名(2.4%)、症状のある白内障は77名(5.7%)、黄斑前膜39名(2.9%)などであった。
・緑内障のうち81.0%がNTG、12.5%がPOAGであり、年齢とともに有病率は高くなり、また、女性よりも男性の有病率が高かった。
・緑内障168名のなかで、既に診断を受けていた人は37名(22.0%)、新規に見つかった人は131名(78.0%)であった。

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