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その他のジャーナル

2022
15巻

低加入度分節眼内レンズと単焦点眼内レンズの術後屈折値比較

その他のジャーナル 15巻(10号)2022

低加入度分節眼内レンズと単焦点眼内レンズの術後屈折値比較
江村純子他(東京女子医大)
眼臨紀 15(10): 649-652, 2022
・LENTIS Comfortの11例20眼と、単焦点IOLの8例11眼で、等価球面度数SEの自覚値と他覚値を1ヶ月目と3か月目で比較した。
・3か月目のLENTIS群は自覚値で-0.38±0.42D、他覚値で-0.63±0.49Dであり、有意差があった(p=0.017)。
・単焦点群での3か月目は自覚値で+0.02±0.45、他覚値で-0.11±0.52であり、有意差があったが(p=0.037)、その差はLENTIS群の方が大きい傾向があったが有意差はなかった(p=0.57)。
・LENTIS眼では他覚的なSEを参考にして視力測定をすると近視よりにでる可能性があり、注意が必要。(TY)

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